イッキ「ヒカル兄ちゃんが怪盗レトルトぉ!?」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/index.html
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351328416

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:00:16.36 ID:sb0QDXQco
アニメ版の設定に基づいたメダロットの二次創作SSです。
アニメに出なかったキャラがもし出てたらこんな感じかなーと想像して書きました。
そういうのが苦手な方はご注意ください。

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:01:26.10 ID:sb0QDXQco

メタビー「……」

TV「最近巷を騒がせている怪盗レトルトですが、その足取りはようとして掴めず……」


ブツンッ


メタビー「ふわあ~ぁ」

ソルティ「わんっ」

チドリ「メタビーちゃ~ん」

メタビー「なんですか? 母上」

チドリ「悪いんだけど、イッキを迎えに行ってあげてくれないかしら?」

メタビー「わっかりましたぁ!」

チドリ「お願いね~」

メタビー「行ってきまーす!」ガチャッ バタン

チドリ「うふふ、元気ねえ」

ソルティ「ぅわんっ」


メタビー「イッキと合流したらさっそくロボトルの相手探さないとな。いい加減スクリューズの相手も飽きてきたし、ここらでいっちょ骨のある奴と……」

「あぁー!」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:02:05.37 ID:sb0QDXQco

メタビー「な、なんだぁ?」

「すごい、旧型のKBTタイプだわ! 今時めったに見ないのよね! めずらしー! なつかしー!」

メタビー「な、な、な?!」

「ねえ、君。名前は?」

メタビー「メ、メタビー……」

「えっ……ほ、ほんと?」

メタビー「嘘ついてどうすんだよ!」

「うーん……メタルビートルのメタビー……まあそういうこともあるか。単純なネーミングだし」

メタビー「な、なんだとぉ!?」

メタビー「やいやいやい、黙って聞いてりゃさっきから何だってんだよ! だいたい、人の名前を尋ねる時はまず自分から名乗るのが礼儀ってもんだろうが!」

「あぁ、それもそうね、ごめんなさい。私は……」

イッキ「おーい、メタビー!」

メタビー「イッキ! アリカ!」

アリカ「こんなところで何やってんの? ナンパ?」

メタビー「ちげーよ! このねーちゃんがいきなり絡んできてだな……」

「この子、君のメダロット?」

イッキ「あ、はい。でも全然言うこと聞かなくて。今日だってこうやって勝手に歩き回るし」

メタビー「何だよ、迎えにきてやったんじゃねーか!」

イッキ「俺はそんなこと頼んでない!」

メタビー「なんだとぉ!」

イッキ「やるか!?」

「ふふふ、仲がいいのね」

イッキ・メタビー「「よくない!」」

イッキ「真似すんなよ」

メタビー「そっちこそ」

イッキ・メタビー「「ぐぬぬぬぬぬ」」

「あ、ねえ! ここで会ったのも何かの縁だし、ちょっと私の話、聞いてくれない?」

三人「え?」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:02:41.34 ID:sb0QDXQco

アリカ「人を探してる?」

「うん、今日はそのためにこの街に来たの。でも初めて来るところだからよくわからなくて」

メタビー「つまり道案内をしてほしいってことか」

「そういうこと。お願いできないかな?」

イッキ「どうする?」

アリカ「いいんじゃない? どうせ暇なんだし」

キララ「やった、ありがとう! 私、秋田キララ! よろしくね!」

イッキ「俺、天領イッキ」

アリカ「甘酒アリカです。それで、探してる人って?」

キララ「私と同じくらいの男の子よ。オカッパ頭で、こう、うだつの上がらない感じの奴なの」

アリカ「なるほど。その人のお名前は?」

キララ「ヒカルっていうんだけど……」

アリカ「ヒ、カ、ル……と。……ん?」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:03:16.32 ID:sb0QDXQco

アリカ「オカッパ頭で」

イッキ「うだつの上がらない感じの」

メタビー「ヒカル……?」



三人「「「まさか!」」」

キララ「?」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:03:50.77 ID:sb0QDXQco

ヒカル「いらっしゃいませー。って、お前らか」

イッキ「ヒカル兄ちゃん、まーたサボってんの?」

ヒカル「いいんだよ。特にすることないしね」

メタビー「そんなお前に朗報だ。会いたいって奴を連れて来たぞ」

ヒカル「え? 俺に?」

キララ「ヒカル! やっと見つけた!」

ヒカル「げっ! キ、キララ!? な、なんでお前がここに……」

キララ「それはこっちの台詞よ!」


ギャーギャー


アリカ「マジで知り合いだったみたいね」

イッキ「世の中って狭いんだなぁ」

メタビー「……」

イッキ「何だよメタビー。あっちとこっちを見比べたりして」

メタビー「いや、何だかデジャブを感じてな……」

アリカ「はぁ?」

メタビー「世の中って、本っ当に狭いよな」ウンウン

アリカ「何言ってんの?」

イッキ「さあ……」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:04:52.53 ID:sb0QDXQco

キララ「みんな、ありがとね。こんなにあっさり見つかるなんて思わなかったわ!」

アリカ「お二人ってどんな関係なんですか? もしかして恋人同士?」

ヒカル「ば、ばかっ! そんなわけないだろ!」

キララ「そうそう、単なる幼馴染よ幼馴染! だーれがこんな奴と!」

アリカ「なーんだ、つまんないの」

ヒカル「……で、キララ。お前いったい何の用なんだよ」

キララ「決まってるじゃない。これを見なさい!」ズイッ

ヒカル「新聞?」

イッキ「しかも一ヶ月前のだ」

キララ「資源回収に出そうと片付けてたら見つけたの。一面を見てちょうだい」

メタビー「えー、なになに……“怪盗レトルトまたもや現る”。これがどうかしたのか?」

キララ「どうしたもこうしたもないわよ! 単刀直入に言うわ」


キララ「この怪盗レトルトっていうの、あんたでしょ! ヒカル!」


ヒカル「」

イッキ・アリカ・メタビー「ええええぇぇぇー!?」

キララ「なーにが怪盗レトルトよ、ばっかみたい! 何が目的だか知らないけど、こんなことやめてさっさと……」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:05:41.41 ID:sb0QDXQco


「「「あははははははははは!」」」


キララ「!?」

イッキ「ヒッ、ヒカル兄ちゃんが怪盗レトルトぉ!?」ヒーヒー

アリカ「ないない、それだけは絶対にない!」プクク

メタビー「おいキララ。お前は知らねえだろうけど、怪盗レトルトって高いところから平気で飛び降りたりするんだぜ?」

メタビー「根性なしのヒカルにあんな動きできっこねえって! ぷぷぷ!」

ヒカル「お前らなあ……」ピキピキ

キララ「で、でもっ、よく見てよ! 髪型も背格好もまんまじゃない!」

ヒカル「た、他人のそら似だって。世の中には自分のそっくりさんが三人いるらしいしさ」

アリカ「あっ、それ知ってる! ドッペルゲンガーってやつでしょ?」

メタビー「なんだそれ?」


ナレーター「ドッペルゲンガーとは、自分と瓜二つの人間を見てしまう現象のことである。出会ったら死んでしまうと言われているが、最近ではあまり目撃情報は挙げられていない」


メタビー「ドッペルゲンガーかあ……俺のところにも来ねえかなあ。自分と戦えるなんて考えただけでワクワクするぜ!」

イッキ「メダロットのドッペルゲンガーなんているわけないだろ」

アリカ「っていうか死ぬわよ、あんた」

ヒカル「キララ、もうわかっただろ? 俺は怪盗レトルトなんかじゃないんだって」

キララ「……わかった」

ヒカル「うんうん。それならとっとと帰った帰tt」

キララ「そういうことなら私にだって考えがあるんだからっ!」

ヒカル「ええっ!?」

アリカ「あっ、キララさん!」

イッキ「待って!」

メタビー「何だ何だ!?」

ヒカル「お、おいっ! 待てy」

店長「ヒカルくぅ~ん……仕事中にどこ行くのかなぁ~……?」ガシッ

ヒカル「ひいぃっ!? て、店長っ!」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:06:44.67 ID:sb0QDXQco

イッキ「キララさん、どこ行っちゃったんだろ」

アリカ「あっ、あそこ!」

キララ「……」

アリカ「キララさーん!」

キララ「あ……アリカちゃん、イッキくんにメタビーも」

キララ「さっきはごめんね。恥ずかしいところ見せちゃったな」

アリカ「いえ、こっちこそあんなに笑っちゃってごめんなさい」

イッキ「あのぉ……考えがあるって、いったいどうするつもりなんですか?」

キララ「決まってるじゃない。怪盗レトルトの正体を暴くのよ!」

イッキ・メタビー「ええっ!?」

キララ「ここまで来て引き下がれるわけないでしょ! 絶っっっ対に化けの皮はがしてやるんだから!」

アリカ「そーゆーことなら、このアリカちゃんにお任せ!」

アリカ「私も前々からレトルトの正体は気になってたんです! ジャーナリストとしての使命がもう疼いて疼いて!」

キララ「へえ、アリカちゃんってジャーナリストなの?」

イッキ「学校新聞のだけどね」

アリカ「いつか必ず素顔をこのファインダーに収めてやるんだから。ってことで、キララさん! ぜひとも協力させてください!」

キララ「もちろんOKよ! ありがとうアリカちゃん!」

イッキ「なあメタビー、あの二人って何か似てない……?」

メタビー「お前今更気づいたのかよ」

メタビー「ところでよお、どうやって怪盗レトルトの正体を探るんだ? 現れる場所も時間もわかってないのに」

アリカ「ふふん。ちょっと待ってなさい」ピポパポ

アリカ「あ、もしもし? 甘酒アリカです。ええ、その節はどーも。実はかくかくしかじかで……」

キララ「どこに電話してるの?」

イッキ「さあ……」

アリカ「ええ、そういうわけだから。よろしくー」ピッ

アリカ「お待たせ!」

イッキ「アリカ、誰に電話してたんだよ?」

アリカ「すぐわかるわよ。……っと、来た来た」


「よお、久しぶりだなあ。小僧に小娘!」
「ヘッヘッヘッ……」


イッキ「あぁーっ!」

メタビー「お、お前らは!」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 18:07:36.73 ID:sb0QDXQco

イッキ・メタビー「「……誰だっけ?」」

雷太「降井雷太っ!」

セブンカラーズ「セブンカラーズだっ!」

アリカ「一回だけのぽっと出キャラだからねえ……」


ナレーター「忘れてしまった良い子のために説明しよう。
      振井雷太とは、ドエレーコンフィデンシャルというタブロイド新聞(ただしガセだらけ)の記者として日夜怪盗レトルトを追っているフリーライターである。
      アニメ版メダロット17話にて登場し、怪盗レトルトをおびき出すためレトルトに成り済ましてでっち上げの記事をいくつも書き上げたが、イッキたちによって成敗された。
      ちなみにセブンカラーズは彼の愛機で、隠蔽を得意とするCMO(カメレオン)型メダロットである」


アリカ「こんなこともあろうかと、連絡先を聞いておいたの」

イッキ「お、おい、アリカ……」

アリカ「わかってる。ジャーナリストとしてインチキ記者なんて許せないけど、こいつの持つレトルト情報は見過ごせないものがあるのよ」

イッキ「そうは言ってもさあ。俺、こいつに濡れ衣着せられたんだぜ? お前が怪盗レトルトだー! って」

キララ「えっ、そうなの!?」

アリカ「大丈夫よ、何か汚いことをしようとしたら即刻簀巻きにして川に放り込んでやるから」

雷太「ふん!」

雷太「ワシも貴様らのような小生意気なガキンチョは好かんが、まあよかろう。
   ここはひとつ共同戦線といこうではないか、我がライバルよ!」

アリカ「ええ! って、誰がライバルよ誰が!」

雷太「細かいことは気にするな! ぐわっはっはっはっ!」

キララ「……何か、すごい人なのね。色々と」

セブンカラーズ「ええ、まあ」

雷太「さあ、そうと決まればさっそく作戦会議じゃ! ゆくぞ!」

アリカ「仕切らないでよ!」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/28(日) 18:00:15.68 ID:lqui4QEuo

~夜~


ガサガサッ


キララ「本当に今夜、怪盗レトルトがここに現れるの?」

雷太「間違いない。このメダロット博物館にはいくつかレアメダルが保管されておる。統計で言えば、今夜ここに盗みに入る確率が一番高いのだ!」

ブラス「本当かしら……」



~一時間後~


イッキ「……」

メタビー「……」

アリカ「……」

ブラス「……」

キララ「……」

雷太「……」

セブンカラーズ「……」


メタビー「……おい」

雷太「む?」

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/28(日) 18:01:04.30 ID:lqui4QEuo

メタビー「全っ然来ねえじゃねえか! もう一時間も経ってるぞ!」

雷太「しーっ! 騒ぐな!」

雷太「スクープをもぎ取るためには忍耐も必要。ジャーナリストの基本だろうが?」

アリカ「そうよメタビー。お願いだから静かにしてて」

メタビー「ぐっ……」ガサッ

ブラス「メタビーさん?」

イッキ「おい、どこ行くんだよ」

メタビー「辺りを探索してくる! もしかしたらどっかに隠れてるかもしれねえしな!」ズンズン

イッキ「……ったく、勝手な奴」

キララ「……」

キララ「ねえ、イッキくん」

イッキ「なんですか?」

キララ「メタビーの名前って……その、君がつけたの?」

イッキ「ううん、ヒカル兄ちゃんがつけたんだ。初めてあいつのパーツ買った時、何か成り行きでメタビーってことになって」

キララ「!」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/28(日) 18:02:10.46 ID:lqui4QEuo

アリカ「メタルビートルだからメタビーって単純な名前よねえ」

イッキ「いいじゃん、呼びやすいし」

アリカ「まあそうだけどさ」

ブラス「私の名前はアリカちゃんがつけてくれたのよね」

イッキ「へえ、そうなんだ?」

アリカ「そうよ。かっわいいでしょー!」

ブラス「ええ、とても気に入ってるわ。ありがとう、アリカちゃん」

イッキ「んで、キララさん。それがどうかしたんですか?」

キララ「……」

イッキ「キララさん?」

キララ「えっ、あ、ご、ごめんごめん! 何でもないの、ただちょーっと気になっただけだから」オホホ

イッキ「は、はあ……」

キララ「そ、それにしても遅いわねー怪盗レトルト! いつまで待たせるのかしら!」

アリカ「確かに……。渋滞にでもハマってんのかしら?」

ブラス「自動車では来ないと思うけど……」

雷太「(ククク……小娘なんぞにやすやすとスクープを与えてやるものか。
    ワシの研究から導いた結果から推測するに、彼奴が現れるのはあと五時間は先だ。
    所詮は子ども。深夜に襲い来る睡魔にはとても耐えられまい!)」

セブンカラーズ「さすが旦那。考えることが小物臭い!」ヒソヒソ

雷太「狡猾と言え!」ヒソヒソ

メタビー『おい、イッキ!』

イッキ「メダロッチからだ!」

イッキ「どうしたんだ、メタビー?」

メタビー『どうもこうもない! レトルトだ! 怪盗レトルトが現れたぞ!』

雷太「な、なぬぅっ!?」

アリカ「でかしたっ! それで!? 今どこなの!?」

メタビー『そこから出たところにある柵を抜けて左に曲がった先だ! 早く来い、橋が見えてきた!』

イッキ「わかった! この柵を出て左だな!?」ヒョイ

キララ「急ぎましょう!」ヒョイ

アリカ「怪盗レトルト、今日こそ正体を暴いてやるわ!」ヒョイ

ブラス「待って、アリカちゃん!」ヒョイ

雷太「お、おいっ、ちょっと待っ……!」グッ

雷太「……ん?」

セブンカラーズ「だ、旦那ぁ! 腹がつっかえてるっすぅ!」

雷太「なにぃ!? ぬ、抜けん……!」グッグッ

セブンカラーズ「ああもう、だからダイエットした方がいいって言ったじゃないっすかぁ!」

雷太「ううううるさい! とっとと手伝わんかあ!」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/28(日) 18:02:58.23 ID:lqui4QEuo

メタビー「待ちやがれえー!」

レトルト「……」

メタビー「このっ、ちょこまかと!」バッ

レトルト「おっと」ヒラリ

メタビー「んがっ!」

メタビー「っのやろぉ~……!」ムクッ

レトルト「ははははは! カブトムシ君に捕まるほど、私も落ちぶれちゃいないよ!」

メタビー「なっ……んだとこらあ!!」

レトルト「はーっはっはっは! また会おう!」


どこからか垂れてきたロープ製のハシゴに片足をかけ、怪盗レトルトはマントをはためかせながらゆっくりと上昇していく。
ハシゴの先には大きくRと書かれた赤く大きな気球。いつもの逃走手段だ。


メタビー「そうはさせるか!」ドンッ ドンッ!


パァンッ


レトルト「えっ」

レトルト「どわあああああああっ!!」ヒュウゥー ドサッ

レトルト「いってえ~……なんつう無茶を……」

メタビー「つーかまーえたっ!」ガシィッ!

レトルト「げ!」

メタビー「散々馬鹿にしてくれやがって。誰に捕まるほど落ちぶれちゃいないって?」

レトルト「くっ……!」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/28(日) 18:04:08.32 ID:lqui4QEuo

イッキ「メタビー!」

メタビー「イッキ!」

アリカ「はあ、はあ、やっと追いついた……って、もしかして」

イッキ「メタビー、お前ひとりでレトルト捕まえちゃったのか!?」

メタビー「ふふん、まーな!」

アリカ「すごいっ! お手柄よメタビー! 今度オイル奢ったげる!」

イッキ「えっらそうに。どうせまぐれだろ?」

メタビー「なんだとこの野郎!」

メタビー「……ん? おい、キララはどうした?」

ブラス「あら? そういえば」

イッキ「おっかしいなあ。途中まで一緒に来てたはずなのに」

アリカ「はぐれちゃったのかしら? ……まあいっか。それよりも」ニヤリ

イッキ「ア、アリカ……本当にやるのか?」

ブラス「キララさんを待った方が……」

アリカ「後で写真見せたげればいいじゃない。こんな絶好のチャンス、逃してなるもんですか!」

アリカ「メタビー、そのまま押さえてて。イッキ、仮面を取るのよ! さあ!」

メタビー「お、おいイッキ……? アリカのやつ、なんか目が怖くねえか……」

イッキ「ああ……あれは弱った草食獣を目の前にしたライオンの目だ……! 言う通りにしろ、俺たちまで食われっちまうぞっ……!」

メタビー「わ、わかった……」

イッキ「そ、それじゃ……行くぞおっ!」



テッテテテレテレー テテレテレ♪ ポコッ



26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:07:56.74 ID:R5sQcRkvo



デレレレレデッデッデー デーン♪



アリカ「イッキ、早く仮面を取るのよ! さあ! さあさあさあ!」

イッキ「ゴクッ……」

メタビー「……」

イッキ「そ、それじゃ……行くぞおっ!」


ボフンッ!!


イッキ「うわっ!?」

ブラス「きゃっ!」

アリカ「やだ、なにこれ!? 煙幕!?」

メタビー「……! しまった!」

アリカ「えっ?」

レトルト「獲物を前にして舌なめずりなど、三流のすること!」

レトルト「諸君、惜しかったな。今日はよくやったと褒めてやろう」

レトルト「だが次はこうはいかないぞ。メダルは頂いてゆく! さらばだ!」

アリカ「ま、待ちなさ……」


「ちょおぉーっと待ったぁー!」


バシュウゥンッ!


レトルト「なにっ!?」

イッキ「何かがレトルトのメダルをかっさらっていった!?」

アリカ「何者!? 姿を現しなさい!」

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:08:29.29 ID:R5sQcRkvo


ローボロボロボロボロボロボ……
ローボロボロボロボロボロボ……


メタビー「このいやらしい笑い声は……」

イッキ「ロボロボ団!」


「そのとおーりっ!」


イッキ「な、なんだありゃあ! 木製のUFO!?」

アリカ「あっ、あれ見て!」

メダロット「」スイー

イッキ「あれは……!」


BAT型メダロット
コフィンバット


サケカース「ご苦労だったな、コフィンバットよ」パシッ

サケカース「このメダルは我々ロボロボ団が頂いていくロボ!」

スルメ「メダロット博物館を見張り、怪盗レトルトから横取りする作戦は大成功ロボ~!」

シオカラ「こんなに上手くいくとは思わなかったロボ!」

サラミ「ああ、すごく悪っぽいロボ……これこそが悪党のやることだロボ……!」ウッウッ

メタビー「くっそぉー! いっつもいっつもせこい作戦ばかり考えやがって!」

レトルト「それは私のメダルだ! 返してもらおう!」

サケカース「へっへー、やなこったーロボ!」

サラミ「悔しかったらここまでおいでー! ロボ!」

メタビー「今日こそは我慢ならん! 行くぞイッキ!」

イッキ「おう!」


うるち「合意と見てよろしいですね!?」


28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:09:10.63 ID:R5sQcRkvo

イッキ「うわっ、出た」

メタビー「今日は橋のてっぺんかよ」

うるち「うわっとは何ですか! 私がいないとロボトルはッ」ズルッ

うるち「あ」

イッキ「あ」

メタビー「あ」

うるち「成立しませんよおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ……」


バシャーン……


29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:09:50.43 ID:R5sQcRkvo

サケカース「クックック……邪魔者は消えた」

アリカ「何か前にも似たようなことなかった?」

イッキ「なんだかなぁ……」

サケカース「聞けぇいッ!!」

サケカース「ここからはルール無用のロボトルだロボ! ゆけっ、コフィンバット! エレクトウェーブ!」

コフィンバット「」ミョミョミョミョミョ

イッキ「メタビー、避けろ! そいつに当たったら上手く動けなくなっちまうぞ!」

メタビー「なにい!? くそっ!」サッ

イッキ「今だ! サブマシンガン!」

メタビー「よしっ!」バラララララッ

サケカース「ふん。無駄だ!」

コフィンバット「」サッ

アリカ「避けられた!?」

サケカース「なーはっはっは! 空はコフィンバットのフィールド! そんなへなちょこ攻撃当たるものか!」

メタビー「んなっ! 誰がへなちょこだ誰が!」

イッキ「メタビーだめだ! 今突っ込んだら!」

サケカース「コフィンバット! マグネウェーブだロボ!」

コフィンバット「」ミョミョミョミョミョ

メタビー「うわあああぁぁっ!!」

イッキ「メタビー!」

メダロッチ『脚部パーツダメージポイント60。効果:束縛発生』ビービービー

メタビー「ぐっ……ちくしょう、体が、思うように動か、ねえ……!」ググッ

イッキ「(くそっ、どうする……!? 何か手は……)」

アリカ「ブラス、パテリィバルカン!」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:11:02.01 ID:R5sQcRkvo

イッキ「え!?」

ブラス「はい!」ドドドドド!!

コフィンバット「」ガガガッ

アリカ「よしっ、右腕撃破! その調子よ!」

イッキ「ア、アリカ!?」

サケカース「こらーっ! 2対1なんて卑怯だロボー!」

スルメ「こっちは一体しかいないロボよ!」

アリカ「あら、最初にルール無用って言ったのはそっちでしょ?」

アリカ「そもそもロボトルは最大3対3が原則。反則でも卑怯でも何でもないわ!」

スルメ「うぅっ!」

シオカラ「ぐうの音も出ないほど正論だロボ……」

サケカース「小娘めえぇ……。コフィンバットォ! サイコウェエエエエェェェブっ!!」

コフィンバット「」ミョミョミョミョミョミョミョミョ

ブラス「ああぁーっ!!」

アリカ「ブラス!」

メダロッチ『左腕パーツ機能停止、脚部パーツダメージポイント40。効果:束縛発生』ビービービー

ブラス「うぅっ……」ガクガク

サケカース「ふふん! コフィンバットのサイコウェーブには貫通効果があるのだ!」

サラミ「サケカース様。捕獲装置の準備ができましたロボ」

サケカース「うむ」

アリカ「捕獲装置ですって?」

サケカース「いい機会だからな。お前たちのメダロットもついでにもらっていくロボ!」

イッキ「なにい!」

レトルト「させるか!」

サケカース「コフィンバット!」

コフィンバット「」ミョミョミョミョミョミョミョ

レトルト「ぐああああああっ!!」

イッキ「レトルト!」

アリカ「人にメダロットの武器を向けるなんて! この……人でなしっ!!」

スルメ「ひ、人でなし……」ガーン

シオカラ「サ、サケカース様……確かに今のはちょっとやりすぎじゃあ」

サケカース「なっ、なんとでも言え! 我々は世界征服を企む悪の秘密結社、ロボロボ団だロボッ!!」

イッキ「開き直りやがって!」

アリカ「なんてずるい大人なの!」

サケカース「さあ、やれ!」

サラミ「は、はい!」

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:12:17.02 ID:R5sQcRkvo





「スチール、マグナム!」





32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:13:06.46 ID:R5sQcRkvo


ドカアアァァァン!!


ロボロボ団「「「「えっ?」」」」

スルメ「こ、高度がどんどん落ちてるロボ!」

シオカラ「な、な、何がどうなってるロボ!?」

サラミ「ああっ! UFOに大きな穴が開いてるロボ! このままじゃ墜落しちゃうロボよ!」

サケカース「な、なんだとおおおおおお!!?」

サケカース「だ、誰か何とかするロボ!」

スルメ「無理ロボ、こんな大穴直せっこないロボよ!」

サラミ「だから防弾にした方がいいって言ったロボ! 木製とか最初から無理があったロボ!」

シオカラ「そんなこと言っても予算がギリギリで……」


ロボロボ団「「「「お、落ちるうううううう!!!!」」」」



ドーン



34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/29(月) 18:18:17.63 ID:R5sQcRkvo
あ、三原則によりメダロットは人間に攻撃できないはずだけど、
アニメでは(レアメダルだからか)メタビーは普通にイッキに銃向けてるし
ロボロボ団のメダロットはそういう制限が解除されてるってことでひとつよろしく

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:00:02.63 ID:sxcYhq8+o

サケカース「イテテテテ……い、いったい誰の仕業ロボ!?」

スルメ「危うく死ぬところだったロボ! すっごく危ないロボよ!」


「ふふふ……」


イッキ「あのメダロットは……セーラーメイツ? それに――」

メタビー「怪盗レトルトがもうひとり……!?」

アリカ「違うわ、よく見てっ! あれ……女の人よ!」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:01:00.00 ID:sxcYhq8+o

「とうっ!」


スタッ


「咲かせましょう、お米の花。散らしましょう、悪の華」

「天から舞い降りた美少女メダロッター……」






レディ「怪盗レトルトレディ、ただいま参上!」






41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:02:12.71 ID:sxcYhq8+o

レトルト「!?!?!?」

レトルト「な、キ、キrむぐっ」

レディ「レトルト、まったく何をやっているの。怪盗の名が泣くわよ?」

レトルト「す、すまん……キ、……レ、レトルトレディ」

イッキ「レ、レトルトレディだってぇ!?」

アリカ「ス、スクープだわ! これはとんでもないスクープよ! 怪盗レトルトに仲間がいたなんて!」パシャパシャパシャ

レディ「さあ、あなたたち! 今よ!」

イッキ「えっ?」

メタビー「おい見ろ! あいつ……」

コフィンバット「」フラフラ

イッキ「脚部が傷ついて動きが不安定になってる……さっきの墜落に巻き込まれたんだ!」

イッキ「よぉーしっ! 行けえっ、メタビー!」

メタビー「うおおおおおおおおっ! 反応弾っ!」ドォンドォンッ!!


ドカーン!!




うるち「ふい~……」ザバァッ

うるち「ん?」


コフィンバット「」キュ~


うるち「機能てえぇーいし! メタビーの勝利ぃ!!」カンカンカンカン!

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:03:03.24 ID:sxcYhq8+o

イッキ・アリカ「「やったあ!!」」

サケカース「くっそぉ~! し、しかし! お宝は頂いて……」

レディ「お宝? ふふっ……」ピンッ

レディ「これのことかしら」パシッ

サケカース「なぁっ!? い、いつの間に!?」

サラミ「サケカース様、どうするロボ!?」

サケカース「ぐぬぬぬぬぬ……」

サケカース「きょっ、今日のところはこれぐらいにしておいてやるロボ!」


ロボロボ団「「「「覚えてロボー!!」」」」ピューン


アリカ「ブラス、大丈夫!?」

ブラス「私は平気よ。アリカちゃんこそケガはない?」

アリカ「大丈夫、何ともないわ。……ごめんね、ブラス」

イッキ「はあ、やれやれ」

メタビー「何とか丸く収まったな」

イッキ「ありがとう、レトルトレd……って」

イッキ「いない……」

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:03:53.51 ID:sxcYhq8+o

月明かりが照らす路地裏を、一人の男が静かに歩いていた。
光を映して仄かに輝く白い仮面の下の表情は誰にも窺うことはできない。
ただ、その足取りは少し重いように見えた。


レディ「待って」


建物の影から音もなく、赤いマントとミニドレスに身を包んだ少女が現れた。
つかつかと歩み寄り、長手袋をはめた握り拳をおもむろに差し出し開く。
そうして小さな手のひらの上に現れたのは、月光に煌めくレアメダル。
つい先程レトルトが博物館から盗み出し、ロボロボ団に横から奪われたものだ。


レディ「返すわ。これが欲しかったんでしょう?」

レトルト「いいのか?」

レディ「ええ。とりあえず悪用するつもりはないみたいだし」

レディ「その代わり、ひとつ教えて」

レトルト「……私の目的についてか?」

レディ「それも気になるけど」

レディ「聞いたわよ。あのKBTタイプにメタビーって名付けたの、あなたなんですって?」

レトルト「! ……」

レディ「どうしてそんなこと」

レトルト「……さあな」

レディ「はぐらかさないでよ。……“あの子”は、あなたの大切な」

44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:05:06.87 ID:sxcYhq8+o

レトルト「メタルビートルだからメタビー。ただそれだけのことさ」

レディ「……ヒカル」

レトルト「おいおい。仮にも仮面で素顔を隠している者を名前で呼びつけるものではないぞ、レディ?」

レディ「あら。あなただってさっき呼びかけたくせに」

レトルト「そ、それは急にお前が現れるから……! だいたいその格好、何のつもりだよ!?」

レディ「ふふっ、その慌てよう。やっぱりヒカルだ」

レトルト「……あ」

レディ「正体は黙っててあげる。私だってバラされたら困るしね」

レトルト「共犯、というわけか」

レディ「そういうこと」

レトルト「ふっ……。さらばだ!」


白い光を放つ満月に空へと飛び立つ黒い影が映る。
後に残されたのはひとりの少女と、一体のメダロット。


「よかったの?」

レディ「アルミ……」

アルミ「連れ戻すつもりだったんでしょ?」

レディ「うん……。でも、いいの。あいつはあいつなりにやるべきことがあるみたいだしね」

アルミ「そう。キララがそれでいいのなら、私は何も言わないわ」

レディ「ありがとう、アルミ……」

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:06:06.57 ID:sxcYhq8+o

~翌日~


アリカ「『もうひとりの怪盗レトルト、夜のギンジョウ町に華麗に参上!』 どう? よく書けてるでしょ?」

ヒカル「へー。まさか怪盗レトルトに仲間がいたとはねえ」

アリカ「あーあ、惜しかったなあ。あともうちょっとで怪盗レトルトの素顔が見れたのに!」

アリカ「メタビー、あんたがちゃんと押さえてなかったせいよ!」

メタビー「しょーがねえじゃねえか! 過ぎたことをいちいち言うない!」

アリカ「何よー!」

ブラス「ア、アリカちゃん、メタビーさん、落ち着いて……」

キララ「はいはい、けんかはそこまで」ヌッ

ヒカル「うおっ、キララ!?」

イッキ「いつの間に!?」

ブラス「キララさん、昨日はどこ行っちゃってたんですか?」

キララ「あはは、ごめんごめん。途中ではぐれちゃって。……あ、これアリカちゃんが書いたの?」

アリカ「そうなんですっ! んもうすっごい特ダネが撮れちゃったんですから!」

キララ「へえー、すごいじゃない! 本物の新聞記者みたい!」

ヒカル「あれ? キララ、その荷物……」

キララ「ああ。私、もう帰ろうと思って」

イッキ・アリカ「「ええっ!?」」

メタビー「レトルトの正体はもういいのか?」

キララ「だって、毎回夜遅くまで見張るの大変でしょ? 夜更かしはお肌の大敵だしね。それに学校だってあるし」

キララ「イッキくんとアリカちゃんも成長期なんだから、ほどほどにしなきゃだめよ」

イッキ・アリカ「はーい」

キララ「それにしても、怪盗レトルトレディかぁ。私も会ってみたかったなあ。ねえヒカル?」

ヒカル「えっ? あ、ああ、そうだな! ハハ、アハハハ……」

ヒカル「(よく言うよ……)」

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:06:44.08 ID:sxcYhq8+o

ヒカル「ええっと……元気でな、キララ」

イッキ「よかったらまた遊びに来てください!」

メタビー「お前もメダロッターだろ? 今度会ったらロボトルしようぜ!」

ブラス「ロボロボ団に気をつけて帰ってくださいね」

キララ「ええ。みんな、色々とありがとう」

アリカ「キララさん、次こそ一緒にレトルトたちを捕まえましょうねっ!」

キララ「もちろん! ……でも、レディはもう現れないかもね」

アリカ「えっ?」

ブラス「何か知ってるんですか?」

キララ「うふふっ、なーんにも。それじゃあね!」タッ

キララ「っと、そうだっ!」

キララ「ヒカルー! あんたたまには帰ってきなさいよねー!」

ヒカル「うっ! き、気が向いたらな」

キララ「何よそれ。んもう……私、待ってるからねー!」


タッタッタ……


47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:07:36.78 ID:sxcYhq8+o

ヒカル「……」ポリポリ

ブラス「行っちゃいましたね」

アリカ「“待ってる”、だってさ。ヒカル兄ちゃんも隅に置けないわねえ。このこの!」

ヒカル「な、なんだよ。あいつは別にそういうんじゃないってば!」

アリカ「照れない照れない」

イッキ「……あれ?」

イッキ「なあ、あのインキチ記者のおっさんは?」

メタビー「そういやぁあれから姿を見てねえな」

アリカ「今回は何も悪いことしてないし、お礼くらいは言ってあげようと思ってたのにな」

アリカ「でもおっかしいわねえ。なんで現場に来なかったのかしら? あの男が怪盗レトルトと聞いて駆けつけないわけないのに……」

イッキ「……まさか」

アリカ「ちょっとやめてよイッキ。何言い出すつもり? それだけはないわ。絶対にないっ!」

イッキ「ま、まだ何も言ってないだろー!?」

アリカ「考えるのもだめっ!」

イッキ「そんなムチャクチャなぁ」

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:09:25.75 ID:sxcYhq8+o

雷太「お、おのれえ……怪盗レトルトめえぇ……」フラフラ

セブンカラーズ「だ、旦那ぁ、大丈夫っすかぁ? お腹に柵の跡がクッキリついちゃってますぜ……」

雷太「ふんっ、これしき何ともないわい!」

雷太「見ておれ怪盗レトルト! 今回は失敗したが、次こそは絶対に貴様の素顔をスクープしてやるからなあ!」

雷太「くっくっく……はーっはっはっは! ぐわーっはっはっはっはっは!!」


幼女「ままー、あのおじちゃんわらってるー」

母親「そうね」





テン テン テン テン テン テン テレレレレン♪


    今回の獲得パーツ

   BAT-03 MAGNE WAVE
     マグネウェーブ
   ―――――――――
    のうりょく-そくばく
    こうどう -がむしゃら

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 18:12:34.13 ID:sxcYhq8+o
終わり。アニメの尺を意識したんで短めになってしまった
意外とメダロット好きな人が板にいることがわかったんで、また何か浮かんだら書くかも
読んでくれてありがとうございました!

飯食ったらおまけ的なものを投下します

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 19:07:31.70 ID:sxcYhq8+o

~数ヶ月後~


キララ「ただいまー!」パタパタ

アルミ「おかえり、キララ。今日は遅かったわね」

キララ「バイトが長引いちゃって……もう始まってる?」

アルミ「今ちょうど始まったところよ。早く早く!」


TV「世界ロボトル選手権大会は、メダロット社の提供でお送りします」


ワーワー!!


キララ「わっ、本当だ。危なかったー!」

アルミ「ついに開会式ね。日本代表はどこまでいけるかしら?」

キララ「今回はきっといけるわよ。なんてったって、イッキくんがいるんだもの!」

アルミ「うふふ。まさかイッキくんが三位にランクインするなんてねえ。……でも、一位の宇宙メダロッターXって何者なのかしら?」

キララ「これからわかるわよ。ほら!」


TV「最後に、今回の開催地である日本代表! 天領イッキ選手のメタビー! 辛口コウジ選手のスミロドナッド! 宇宙メダロッターX選手のアークビートルぅ!」


キララ・アルミ「」ズコー


52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 19:08:54.19 ID:sxcYhq8+o

キララ「な、なにあれ!?」

アルミ「風船、みたいね……人型の」

キララ「今回って日本代表とケニア代表でエキシビションマッチやるんでしょ? これじゃ人数不足で失格になっちゃうわよ!」

アルミ「あ、後から来るみたいだし、大丈夫よ。……たぶん」



キララ「新ルール、ねえ……」

アルミ「勝者が敗者のメダルを獲得してもいいだなんて……」

キララ「メダロット協会ったら何考えてるのかしら。こんなのおかしいわよ!」

アルミ「まるでロボロボ団みたい……」

キララ「……」

アルミ「でも、さっきのイッキくんかっこよかったわね。メダロットは俺たちの大切な友達なんだ! って」

キララ「メダロッターの鏡ってやつね。それに比べてヴィクトルときたら!」

キララ「メダロットは戦うための道具ですって? あんなのが現世界チャンピオンだなんて、冗っっ談じゃないわよ!」

アルミ「キララ……ありがとう」

キララ「や、やだ、やめてよお礼なんて。こんなの当然のことなんだから」

アルミ「……うん」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 19:09:59.41 ID:sxcYhq8+o


TV「開催式はこれにて終了! エキシビションマッチに入りまーす!」


アルミ「あ、いよいよ始まるみたいね!」

キララ「よーし! チャンピオンが何よ! ヴィクトルなんてボコボコに……って、あれ?」

アルミ「宇宙メダロッターX……まだ来ないのかしら?」

キララ「ちょ、ちょっと! このままじゃ―――」


TV「待ってください! 三人目ならここにいますわ!」


キララ・アルミ「!?」


TV「私は、遠い銀河の彼方から数多の星々乗り越えて、青く輝く地球に降り立った一筋の流れ星!」

TV「宇宙メダロッターエーックス! ですのー!」


ワー! イイゾー!!


キララ「……」

アルミ「……」

アルミ「ねえキララ。あの仮面って」

キララ「ごめん、今何も考えたくない」






終わり

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/30(火) 19:12:30.77 ID:sxcYhq8+o
アルミのキャラがいまいち掴めん
キララさんアニメに出てほしかったなあ。魂のEDにちょろっと出てるけど
それではお疲れ様でした

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:20:42.15 ID:Rggnj6zEo


TV「あなたも私もポッキー♪ 11月11日はポッキーの日!」


メタビー「おい、イッキ」

イッキ「なに」

メタビー「11月11日って今日だよな。なんで今日がポッキーとやらの日なんだ?」

イッキ「あぁ。ほら、ポッキーって棒の形してるだろ? 数字の1の形にちなんでるのさ」

メタビー「へー、人間ってのは妙なこと考えるもんだなあ。で? ポッキーの日だと何かあるのか?」

イッキ「別になーんにも。スーパーとかコンビニとかで、ちょっと安くなるくらいだよ」

メタビー「なんでえ、つっまんねーの!」

チドリ「あら、母さんはこういうの結構好きよ。語呂合わせって面白いじゃない」

イッキ「そうかなあ。こじつけてるだけじゃん」

チドリ「イッキったら夢がないわねえ。それにほら、ポッキーっていったらアレがあるじゃない」

イッキ・メタビー「「アレ?」」

チドリ「ポ・ッ・キ・ィ・ゲ・ェ・ム♪」

イッキ「!」



ナレーター「ポッキーゲームとは、主に若い男女の間で行われるゲームのことである。ルールは簡単。それぞれポッキーの端っこをくわえ、少しずつ食べ進めるだけ。
       当然二人の距離は近づいていき、やがて唇と唇が……という、まさに恋人たちがいちゃつくためにあるゲームなのだ」



イッキ「ぽっきぃげぇむ……」


イッキ『カリンちゃん、今日が何の日か知ってるかい?』

カリン『いいえ。いったい何の日ですの?』

イッキ『ふふ……それはね、ポッキーの日さ』

カリン『まあ! その手にあるのはまさしくポッキー!』

イッキ『カリンちゃん。僕とポッキーゲーム……してくれるかな?』

カリン『はい、喜んで』

イッキ『カリンちゃん……』

カリン『イッキくん……』


イッキ「でへ、でへへへへへ……」


66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:21:51.90 ID:Rggnj6zEo

イッキ「こうしちゃいられない! メタビー、今すぐコンビニに行くぞ!」

チドリ「素敵よねえ、ポッキーゲーム。母さんも学生のころ憧れてたわ」

メタビー「なんでだよ。パーツはまだ足りてるぞ」

チドリ「いつか素敵な人とポッキーゲームするんだーって……うふふ、若かったわねえ」

イッキ「決まってんだろ! カリンちゃんとポッキーゲームをやるためだ!!」

チドリ「それでね、お父さんとお付き合い始めてからしばらく経ってチャンスが巡ってきたんだけど」

メタビー「何言ってんだお前」

チドリ「お父さんったら照れちゃって、なかなか食べ進めてくれなかったのよね。んもう、照れ屋さんなんだから」

イッキ「ほらっ、行くぞ!!」

メタビー「おっ、おい待て! 引っ張るなってええええぇぇぇぇぇ……」

チドリ「でもそうね、せっかくだし今夜お願いしてみようかしら……やだ、私ったら何言ってるのかしら! ねえ?」


ガチャッ バタン


チドリ「……あら?」

ソルティ「わふん」

67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:22:49.17 ID:Rggnj6zEo

~コンビニ~


イッキ「売り切れぇ!?」

ヒカル「ほら、今日ってポッキーの日だろ? 値引きもしてるし、朝飯や昼飯のついでに買ってく人とかが多くってさ」

イッキ「そんなぁ……」

店長「ヒカルくぅ~ん、ちょっと~」

ヒカル「はーい、今行きまーす! んじゃ、そういうことだから。悪いな」

イッキ「……」

メタビー「……んで、どうするんだ?」

イッキ「諦めるもんか! 次行くぞ、次!」

68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:24:18.79 ID:Rggnj6zEo


おばあちゃん「すまないねえ、今日の分は売り切れちゃったよ」

イッキ「次だ!」


おっさん「ついさっき売り切れたよ」

イッキ「次!」


店員「申し訳ございません。ただいまポッキーは売り切r」

イッキ「次ぃ!」


おじいちゃん「悪いが他当たっとくれ」

イッキ「次っ!」


お姉さん「ポッキー? あるわよ」

イッキ「つg……えっ!? ほ、本当ですか!?」

お姉さん「ええ、確か最後の一個が。ちょっと待っててね」

イッキ「は、はいっ!」

イッキ「……ぃよおっしゃああああ!!」

メタビー「たかが菓子一個に大げさな」

イッキ「俺にとっちゃ死活問題なんだよっ!」

お姉さん「おまたせー」

イッキ「待ってましたぁ!」

お姉さん「えーっと、ごめんね。まだあると思ったんだけど……コレしかなくって」

イッキ「」

69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:25:32.64 ID:Rggnj6zEo


お姉さん『さっき売ったのが最後だったみたい。ほんっとごめんね! 代わりといっちゃなんだけど、コレあげるから!』


メタビー「おいイッキ、いつまで落ち込んでんだよ」

イッキ「……」

メタビー「タダでもらえたんだからいいじゃねえか。同じような棒だし、それで我慢しろよ」

イッキ「……これじゃだめだ」

メタビー「あん?」

イッキ「このプリッツじゃだめなんだよ!」

イッキ「俺は! あの! 程よい甘さのチョコレートに身を包んだポッキーがいいんだ!」

イッキ「そう! たこ焼きが宇宙だとすれば、ポッキーはまさしく」

メタビー「知るかんなこと!」バキッ

イッキ「ぎゃんっ!」

メタビー「ったく、付き合ってらんねー。俺は先に帰ってるからな!」










イッキ「……」

イッキ「……ちくしょう。俺だって、俺だって……!」

70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:26:56.08 ID:Rggnj6zEo



「諦めるのかい?」



イッキ「ひよこ売りのおじさん……」

ひよこ売り「諦めるのは簡単だ。長い人生だ、そうした方が楽になることもたくさんある」

ひよこ売り「だがな坊主。頑張ることをやめちまったら、今までやってきたこと全部そこでおしめえだ。ジ・エンドよ!」

イッキ「だけど……どこにも売ってないんだ。もう今日は手に入りっこないよ」

ひよこ売り「馬鹿野郎!!」

イッキ「!」

ひよこ売り「男なら最後まであがいてあがいてあがききってみせろ!」

ひよこ売り「みっともなくても、かっこ悪くてもいい! 何かを成し遂げることが大事なんじゃねえ、成し遂げようと頑張ることが大事なんだ!」

ひよこ売り「おめえは今までそうやって何かを掴み取ってきたはずだ。何があっても決して諦めなかった!」

ひよこ売り「そうだろ? 坊主……」

イッキ「……!」

イッキ「ありがとう、おじさん!!」ダッ


イッキ「(そうだ……大事なことを忘れていた)」

イッキ「(ロボトルで追い詰められた時も、メタビーがさらわれた時も、でっかいメダロットが出てきた時も)」

イッキ「(どんな窮地に立たされても、俺たちは絶対に諦めなかったじゃないか)」

イッキ「(ごめんな、メタビー……俺、もう迷わないから)」


イッキ「絶対に……」

イッキ「絶対に、ポッキーを買って帰るから!!」

71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:28:21.75 ID:Rggnj6zEo



ナレーター「イッキは走った。町中のスーパーを、コンビニを、駄菓子屋を巡り、ポッキーを探し続けた。彼の奔走は隣町まで及び、そしてついに――――」



イッキ「あ……!」

イッキ「あった……最後の、一個……」

「よかった、まだ残ってましたわ」

イッキ「えっ」

「あっ」

イッキ「カ……カカカカカカリンちゃんっ!?」

カリン「まあイッキさん。ごきげんよう」

イッキ「ご、ごきげんよぉ」デレッ

イッキ「じゃなくて! カリンちゃんもポッキー買いに来たの?」

カリン「ええ。でもなかなか見つからなくて。こんなに人気のお菓子とは知りませんでしたわ」

イッキ「じ、実は僕もなんだ。今日一日、ずーっと探してて」

カリン「まあ! 奇遇ですわね」ウフフ

イッキ「う、うん。まあポッキーの日だからね」エヘヘ

カリン「ポッキーの日? なんですの? それ」

イッキ「えっ」

72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:29:32.16 ID:Rggnj6zEo

カリン「なるほど。それでどこに行っても売り切れでしたのね」

イッキ「う、うん。困るよねー、みんなミーハーなんだから! あはははは」

カリン「まあ、イッキさんったら。うふふふふ」

イッキ「……カリンちゃん、いいよ」

カリン「えっ?」

イッキ「このポッキーは君に譲るよ」

カリン「そんな、それではあなたが……」

イッキ「大丈夫。俺はまた、別のところを探すから」

カリン「イッキさん……」

イッキ「それじゃ、またね」

イッキ「(いいじゃないか、ポッキーのひとつやふたつ。どうせ一過性のブームなんだ。明日にはまた入荷されてるさ)」

イッキ「(そう、これでよかったんだ……カリンちゃんが喜んでくれるなら、俺は)」

カリン「待ってください!」

イッキ「?」

カリン「イッキさん。よかったら、私と―――」

イッキ「カリンちゃん……?」

73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:30:33.98 ID:Rggnj6zEo

~公園~


カリン「すみません、おねだりみたいなことしてしまって」

イッキ「い、いやあ、全然」

カリン「私、プリッツも食べてみたかったんです。それもサラダ味!」

イッキ「へ、へえ~……」

イッキ「(呼び止められたから何かと思えば、)」


カリン『お手元のプリッツとこのポッキー、半分こしませんか?』


イッキ「(……だもんなあ。きっと俺のこと、気遣ってくれたんだな。カリンちゃん優しいから)」

カリン「イッキさん。はい、あーん」

イッキ「! あ、あーん!」

カリン「おいしいですか?」

イッキ「とっても!」

カリン「うふふ。イッキさんはポッキーが大好きなんですのね」ニコッ

イッキ「うん!」

イッキ「(何か忘れてる気がするけど……まあいっか! 今すっごく幸せだし!)」

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:32:16.25 ID:Rggnj6zEo

~数十分後~


執事「お坊ちゃま、準備が整いました」

コウジ「ああ」


コウジ「……カリン。僕は今日こそ君に愛を告白するよ」

コウジ「イッキくんには悪いが、抜け駆け禁止を誓った覚えもないからな」

コウジ「ふっ……今夜決めてやる!」


ブロロロロロ……


コウジ「む! あの長いリムジンは間違いなくっ!」

コウジ「カリン!」


ガチャ


カリン「あらコウジさん。こんばんは」

コウジ「カリン、今夜は話があって来たんだ。聞いてくれるかい?」

カリン「ええ。何でしょう?」

コウジ「ふっ。これを見てくれ!」バサァッ

カリン「これは……ポッキー? しかもこんなにたくさん!」

コウジ「今日のために買い占めたんだ。カリン、どうか僕とこのポッキーで」

カリン「まあ! いけませんわ、コウジさん。おひとりでそんなに買い占めるなんて。おかげでポッキーを買えない方がいらっしゃいましたのよ?」

コウジ「ポッキーゲームを……へ?」

カリン「それに私、もう今日はポッキーをたくさん頂いてしまいましたの」

コウジ「えっ、そ、そんなっ! い、いったい誰に!?」

カリン「ナ・イ・ショ。ですわ」

カリン「それではごきげんよう」


バタン
ブロロロロロ……


コウジ「まっ、待ってくれカリン! カリイイイイィィィン!!!」

75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:33:09.32 ID:Rggnj6zEo

イッキ「あぁー!!!」

メタビー「な、なんだぁ!? どうしたんだよいきなり!」

イッキ「カリンちゃんをポッキーゲームに誘うの忘れてたあぁぁぁ!!」

メタビー「一緒にポッキー食べれたんだろ? それでいいじゃねえか」

イッキ「よくないっ! 俺は今日カリンちゃんとポッキーゲームするためだけに、町中駆けずり回ったんだぞ!」

イッキ「ちっくしょおおおおぉぉぉ! カリンちゃああああああぁぁぁぁぁん!!」

メタビー「うるせえっ!」バキッ

イッキ「ぎゃんっ!」






終わり

76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 17:38:16.43 ID:Rggnj6zEo
買い占めダメ、ゼッタイ

証明する方法はないけど>>1です。人いなさそうだが、思いついたんで書いてみた
>>69あたりでアリカが出てきて一緒にポッキー食べる展開も考えたんだけど
なんか今のより恋愛色が強くなりそうだったんでボツにしました

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 20:26:28.88 ID:/DUU5VYSO
乙。楽しめた。なつかしいなー…色んな意味で。

また書いてくれたら嬉しいわ

79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/11(日) 21:57:52.34 ID:Rggnj6zEo
おお、まだ人いてくれた。嬉しい。また読んでくれてありがとうございます
今日みたいなネタで良ければ細々と書いていきたいと思います
長編はロボトルとか色々練らないといけないからまだ無理だけど、いつか書いてみたいな
あとエレ速さんに、イッキ「ヒカル兄ちゃんが怪盗レトルトぉ!?」をまとめていただいてました
ありがとう! ありがとう!